今年の夏時間の終わりは10月30日(日)と思っていたらアメリカは11月6日(日)だった。
知らなかった。この年齢になっても知らない事がたくさんある。
アメリカの夏時間とドイツの夏時間
アメリカで夏時間は「Daylight Saving Time」略してDST。(summertimeだとアメリカでは夏季の意味らしい)
冬は冬時間とは言わないで標準時間「standard Time」という。
アメリカの夏時間は3月第2日曜~11月第1日曜、標準時間は11月第1日曜~3月第2日曜まで。
なので、今年は3月13日~11月6日までが夏時間。
11月6日からは標準時間で日本との時差は-13時間 から-14時間になる。
ドイツでは夏時間はSommerzeit(ゾンマーツァイト)そのままサマータイム。
ヨーロッパの夏時間は3月最終日曜~10月最終日曜、冬時間は10月最終日曜~3月最終土日まで。
10月30日から日本との時差は-7時間 から -8時間になる。
ドイツで朝は日本の昼過ぎだったけれど、アメリカの朝は日本の夜だ。
朝起きて家事を済ませて、娘におはようと安否の知らせする時には日本はもう夜。
この時間の差が凄すぎて日本との遠さを感じる。
アメリカは日本との時差が少ない夏時間の方が多くて良かった。
今はメールやlineがあるけど、それでも日本と直接連絡する時間がたくさんある方が良いからね。
大体アメリカの中でも時差があるし、アメリカの中でもハワイ州とアリゾナ州は夏時間が無いらしい。
南の方だと夏と冬の日照時間の差があまり無いからなのかな?
ドイツから始まった夏時間
夜明けの時間が早い夏は1時間進めて、太陽光の有効利用という考えが元からあった中、第1次世界大戦中の戦争で使うエネルギー捻出の為ドイツ、オーストリア・ハンガリーから始まった夏時間。
日本でも昔々、夏時間採用していた時があるって聞いたことがあるけど、続かなかったようで廃止。
他にも夏時間を採用している国は、ヨーロッパ、北米、オセアニアが中心で実施期間は各国によって違う。
EUは2022年から夏時間廃止って聞いていたけどまだ続いているようで、EU内でいろいろ意見があって廃止するのはナカナカ難しそう。
ドイツの中でもデュッセルドルフは西だったし、アメリカでもオハイオ州はアメリカ東部時間でも西の方で、ちょっと太陽の位置と時間がずれている感じがする。
デュッセルドルフの緯度は樺太くらいだから、夏と冬の時間の差が大きくて、夏は朝早くから夜遅くまで明るく、寝た気がしなかったし、冬は明るくなるのが朝遅く、夕方は早く暗くなるのがしんどかった。
オハイオ州の緯度は日本の東北地方の秋田岩手くらいだから、そこまでシンドク無さそう。
時計の針を直す
夏時間の始まりは午前2時➩午前3時で、夏時間の終わりは午前2時➩午前1時に変わる。
アメリカで時計の針を直す時に、夏時間の始まりは「Spring forward」と言って時計を1時間前に進め、夏時間の終わりは「Fall Back」で1時間後ろに戻すという言葉がある。
寒くなって来た夏時間の終わりは1時間得して布団の中でぬくぬく寝ていられるのがウレシイ。
その分夏時間の始まりは1時間損した気分で、、、20年前、子ども達が学校行っていた頃は時計の針を直すのを忘れないよう遅刻しこくしないように気をつけていたな。
今は目覚まし時計変わりのスマホが勝手に時計を直してくれている。
便利な時代になった。