la Sagrada Família サグラダファミリア
完成まで100年、200年と言われていた未完の世界遺産。
バルセロナに数ある建築家ガウディの作品の中でも最高傑作と言われる。
2016年 生誕の門 ⇩
受難の門
バルセロナに行った1997年頃は完成まであと50年後の2047年頃と言われていた。
「50年後は82才ナントカ見られるかな」と思っていたけれど、技術は進んで2026年に完成らしい。
あと5年。
1882年に着工、1883年2代目建築家にガウディ31才が就任。
内戦や資金難で建設がなかなか進まなかった。
着工から140年くらい経っている。
完成しなくていいんです。
完成しないでずっと建設中でいてほしいサグラダファミリア。
1997年 生誕の門 ⇩
東側にある生誕の門は唯一ガウディの生前に完成。
内戦で損傷がひどかったけれど、日本人彫刻家の外尾悦郎さんによって修復された。
サグラダファミリアで40年間、石を彫り続けている日本人彫刻家の外尾悦郎さん。
渡西前に外尾さんの本を読んだ。
バルセロナ在住当時は外尾さんからサグラダファミリア全体や細かい彫刻の動物や植物、季節の果実についてやカタルーニャ人の中で日本人として、そして彫刻家という仕事について何度かお話を聞いたことがある。
この壮大な聖堂の建築に外尾さんが長きに亘り携わり、石を彫り続けている事を日本人としてとても誇りに思います。
1999年 生誕の門
1999年 受難の門の彫刻
今は長蛇の列が出来るほど大人気。
当日券はないようでWEB予約が必要らしい。
入場料は17€ 2200円
2つの塔があり、どちらかにエレベーターで昇れオーディオガイドもある。
昔は長蛇の列が出来るほどではなく行きたい時にチケット売り場で買ってすぐに入れて空いていた。
1997年頃の入場料は750ペセタ≒750円。(展望エレベーターは別で確か200ペセタくらい)
展望出来る塔も1つでエレベーターで上まで行って、その後は狭い螺旋階段を1歳児を抱っこして登った覚えがある。
中に入って床には彫刻用の大きな石や、足場用の鉄パイプとか置いてあり資材置場という感じ。
小学生だった子ども達はここは写生大会の場所だった。
その後も何度も足を運んで少しずつ出来上がっていくサグラダファミリアを見ている。
2016年 ⇩
空洞だった内側の建物も出来てきて、資材置き場だった中はこんなにキレイになっている。
2019年
2026年に本当に完成するのなら、その時はバルセロナにいて是非見てみたい。