(2023年 夏)
日進月歩
それにしてもあの日、遠いコロンバスまで人間ドックに行って良かった。
1回あいてしまって2年ぶりの乳がん検査だけれど、今回見つけてもらって超音波検査の若いアメリカ人女性技師に感謝です。
あの日の超音波検査は、乳房から腹部と子宮までやっていて、とても長い時間がかかった。
平日に行ったからか、空いていて他に検査をしている人は多分いなかった。
だから、じっくり診ていたのかな?
暗い部屋で私はほとんど寝ていたけれど、若いアメリカ人女性技師はずっと何か測っていたし、検査が終わった後もドアが開いた薄暗い部屋でじっと画面を見ていたのを思い出した。
でもあの日は人間ドックでひっかかっても、次の検査は大丈夫だと呑気に思っていた。
最近の超音波検査、マンモグラフィ検査はどんどん精度があがり、超早期の段階で発見される人も増えたらしい。
患者も進歩
医療の進歩もすごいけれど、患者側の調べる方法も進歩した。
20~30年前に義母も実母も具合が悪くなった時に、医学の本で調べていてそれを本人にどう伝えるか困ったりしていた。
私の母の時など夫は会社の産業医の部屋に行き、仕事もせず長時間説明を聞いてしかも大学病院の紹介状までもらってきた。(けれど地元の公立病院のままだった)
今はとにかく検索で、すぐに出てくる。
YouTubeの図解説明はとてもわかりやすい。
すごい時代になった。と思うと同時に義母と実母の事が思い出され、20年前と全然違っている事を感じる。
大事な早期発見・治療
早期発見・治療はよく言われているけれど、本当に実感した。
0期というステージもなく、いったん元に戻った感じ。
超早期発見なら、治療もしないですむ。
人間ドックで再検査と言われた時から、手術後のドクターのフォローアップまで約3カ月間の出来事だった。
自分がいったん終わった後に心配になったのは、娘のことだ。
母親や祖母が乳がんだと、娘も発症するリスクが高くなるらしい。
乳がんは若い世代でも発症するというので、年に1回は必ず検診を受けて。と連絡した。
乳がんは男性もなるというから息子達も心配だ
(小さな癌の記録はいったんこれで終わり。 このあとは秋にMRI検査に行って、次も絶対無事!)
読んでいただき、ありがとうございました。