2020年10月に10回目の引っ越しをして、日本を出てドイツに行った。
あれから丸4年。
11回目の引っ越しをしてドイツからアメリカに来て2年過ぎた。
慣れないまま慣れようとしないまま、ダラダラ過ぎている毎日。
近所を散歩しながら、なんでここを歩いているんだ?と時々不思議な気持ちになる。
これは結婚した当時住んだ関西でもナンデここにいるんだ?と思っていた事を思い出す。
37年経っても感じる事は同じ。
今年はアメリカ大統領選挙の年で、あちこちこんな感じ ⇩
どっちになるのか?
子どもだった昭和の頃は、外国って言ったらまずアメリカ。
テレビでやっていた「奥様は魔女」を見て、アメリカの家にあるソファがうらやましかった。
なんで靴のままなのか?不思議だった
中学生の頃に始まった「アメリカ横断ウルトラクイズ」は大好きで大人になるまでずっと見ていた。
桜田淳子の「サンタモニカの風」やサーカスの「アメリカン・フィーリング」が流行っていて
中学3年の時の合唱コンクールでは隣の隣の3年4組が「アメリカン・フィーリング」を歌って1位だった。
3年2組だった自分のクラスは
何を歌ったか覚えていない
杏里「思い切りアメリカン」もよく聴いていた、、、どの歌も明るく爽やかな歌だった。
ラジオではアメリカの音楽を聴いていて、とにかく外国って言ったらアメリカだった。
すごく憧れていた訳ではないけど、ナントナク憧れていたと思う。
初めての海外旅行はロンドン・パリ、新婚旅行はモルディブ、夫の海外転勤はスペイン・ドイツ。
1回くらいはアメリカに旅行で行ってみたいと思っていた。
思っていたら、思いがけず 57才で住むことになった。
憧れていたアメリカだったはずなんだけど、ナンカ違う。
あの頃と時代が違い過ぎるのか?
あの頃って40年以上も前の事だから仕方ないのか?
思っていたアメリカとナンカ違う。
悪いニュースが多過ぎて暗い、、、陽気なアメリカという感じがしない。
なんといっても銃撃事件があちこちであって、交通事故のニュースより多い。
それに携帯に大音量で鳴るアンバーアラートが怖い。
未成年者誘拐や行方不明事件が発生するとすぐにその地域や周辺の住民に知らせがいく。
容疑者や被害者の特徴や顔の写真、車の特徴や写真まで送られてくる。
すでに容疑者がわかっているのがビックリするし怖い。
時々目にする教会前のたくさんの小さな十字架に胸が痛む ⇩ 小さな命の追悼
大統領選挙の争点の1つ、中絶問題。
夫がアメリカ人に勧められてずいぶん前にこんな本を購入した ⇩
トランプに副大統領候補の指名をされたオハイオ州出身のヴァンスの書いた本
260ページくらいある中身はこんな感じ ⇩ なので、ほとんど読めない
ベストセラーだし映画にもなっているので、あらすじは読んだ。
「ラストベルト」と言われる地域の貧しい白人労働者階級の話
明るい爽やかなアメリカとは程遠い
ナントナク憧れていたのに、そうでもないアメリカにいる不思議
ドイツに行ったのに、今アメリカにいる不思議
いつまで続くかな? この不思議な感じ
どうなるのかな? アメリカ大統領選挙