5年くらい前にお墓の土地を購入した。
私の親のお墓の隣には桜の木があったけれど、毛虫がすごいのでお寺の人が根元から切った。
夫は長男ではないのでお墓はない。
それまでお墓なんて全く考えていなかったけれど、桜の木が切られた1区画を見て買うしかないと思った。
この世でここしか無いお墓の場所だと思った。
母は自分が具合悪くなった時にやはり自分の親の隣が空いていたのか1区画を購入していた。
お墓が決まっている事は残された家族にとっては悩まなくてよいので助かる。
なのでそこは母方の祖父母と叔父がいて、その隣が我が親といずれは私の弟。
その隣に私たちが入り3代が並ぶ。
子ども達は墓参りが好きなので両家の墓参りに良く行っている。
お墓参りは大切。
いつも家の中をスッキリと整理整頓していた母は身の回りをきれいにして亡くなっていった。
亡くなった後にすぐやる事や探しておいた低価格の葬儀社の電話番号、事務手続きなど私は亡くなる前に渡されてた。
私もそうしておきたいと思う。
コロナ禍の中、子ども達と離れてドイツに来て母の齢を越した時に、簡単な遺言のようなものを子ども達に送った。
持ち家もないし残せるような財産はないけれどとにかく元気で楽しくいてほしい。
というような事を書いた。
お墓の場所もあるし、遺言のようなものも贈ってあるし、あとは余計な持ち物を減らしていって(これがナカナカ出来ない)
ドイツに来る時の引っ越しで減らしたと思うけど、なぜかスッキリしない。
終活って何をどこまですれば良いのかよくわかっていないけれど、元気なうちにきちんと整理してスッキリしておきたい。