童話と思って読むと理解力がないのでなかなか難しい。
ファンタジーは苦手なので始めは絵本で読みたいと思った。
内気な主人公ジョバンニは、小学生なのに家計を助けるためバイトをしている。
疲れている。
父の事でからかわれいじめられ母は病気だ
母の為によく動くジョバンニ
出だしから切ない
親子もので貧しい話だとそれだけで泣けてくる
いつの間にか夢のような魔法のような不思議で、美しい夜空を走る銀河鉄道と少年2人。
いろいろな乗客が乗って来る。
母親を想う気持ち
友達を想う気持ち
哀愁漂う夜汽車の中、だんだんと不安になり最後の悲しい気持ち
何度も出てくる「ほんとうのさいわい」
本当の幸いってなんだろう?
「本当」がつくと考えさせられてしまう
誰かのために何かをする、助けるという事みたいだけど、、、
読後、しばらく頭の中に残っていた天の川はキレイで切ない。
そして真面目にきちんと生活しなくてはとなぜかそんな事を思った。
銀河鉄道の夜