ヤーパンターク ’22(日本デー)はデュッセルドルフで2002年から始まった日本の文化を紹介するドイツと日本の交流イベント。
コロナで2回中止だったけれど今年は5/22に開催された。
お昼から開始なのに日本食材を買いに行った朝には、もう既にコスプレ姿の人達でいつもより人が多いインマーマン通り。
ここ数日、嵐や竜巻が起こっていたので天気が心配だったけれど、予報では晴れ曇りなので夕方電車で行ってみた。
夕方にデュッセルドルフの街に行くのは、クリスマスマーケット以来。
あの頃は暗かったけれど今は夜10時でも明るい。
たくさんの人で混雑していて歩くのも大変。
日本人の子ども達が「鬼滅の刃」の曲を演奏していた。見ているだけでナゼカ涙が出てくる。
一番搾りも並んでいる。⇩ 他に焼きそば、たこ焼きの屋台も大人気。
着物着付け、折り紙、生け花、書道、和太鼓、柔道、弓道、剣道、よさこいソーランなど
日本文化が紹介披露されたり、本や漫画やアニメグッズの販売、バザーもやっていた。
日本企業紹介や日本観光案内、福島県、千葉県(姉妹都市)のブースも。
ライン川沿いはたくさんの人、人、人。
何のコスプレかなのかわからない。 ⇩
日本の文化紹介だけれどコスプレばかりが目立つ。
あちこち日の丸。
最近は日本の文化=アニメ・マンガという感じで若い人が多かったけれど、
帰りの電車の中で前に座っていたドイツ人のおばあさんはJapan Tagのパンプレットをたくさん持っていた。
他にも九州、宮島の旅行のパンフレットを見ていて、何度か目が合う。
何か話そうかと思うけれど、目が合って笑うだけ。先に下りる時にちょっと挨拶しただけ。
若い人だけでなく遠くからわざわざ電車に乗ってJapan Tagに行ったおばあさんに感激した。
お祭りのフィナーレは日本の花火。
花火が始まるのは夜11時から。今は夜10時まで明るいからこんな遅い時間だ。
テレビで生中継をされるので見た。花火の前にヤーパンターク昼の様子⇩
ドイツ国外からも訪れて、前回は60万人だったらしい。
夜になってさらにすごい人出。
ライン川に船と橋とラインタワーが隅田川に屋形船と駒形橋と東京スカイツリーに見える。⇩
テレビ東京の隅田川花火大会を見ているみたいだ。すごい。⇩
日本人の花火師さんが打ち上げる日本の花火 ⇩ 日本国外では最大規模の花火大会
30分間の打ち上げ花火の迫力はテレビでも感動した。
日本の花火はすごい、綺麗、素晴らしい。
最後は大歓声や船の汽笛も聞こえてヤーパンタークをお祝いしてくれているようだった。
初めて行ったヤーパンターク。こんなに大きなイベントと思っていなかった。
NRW州やデュッセルドルフ市、それとドイツで頑張ってきた日本の先人の方達の力だね。
ずっと停滞している感じで明るく思えない日本だけれど、やっぱり日本の文化は素晴らしい。
ナンカ頑張らなければ。と思った楽しい一日だった。