恐怖の掛け金
解約した夫婦の保険を合計したら毎年約70万円って眩暈がしてきた。
もう10年払っている。
それ以上の計算はしなかった。
ほとんど厄除けのお札のよう。
ものすごく高いお札だ。
これから年金生活になるのに保険貧乏まっしぐら、、、
昔の保険の見直しをして、新たに保険にたくさん入った10年前は夫はサラリーマン、私はパート主婦。
貯蓄もそれほど無くてナントナク老後が不安だった。
ファイナンシャルプランナーに勧められて入った。
今なら入らない保険
今回の見直しを夫に見せた。
保険に入る時にも相談していたけれど、「こんなに入っていたんだ、払っていたんだ」とビックリ。
それでも「安心を買っていたという事でOK」だった。
入った私もどんな保険だったか?わからないくらいだから仕方ない。
毎月の引き落としされているのはわかっていたけれど、保険に入っているという安心だけで中身をわかっていないまま。
それにしても高すぎた。
10年経って反省している。
面倒な手続き
去年の小さな乳がんの時には、がん保険と医療保険に入っていてよかったと思った。
保険会社に問い合わせて、英文の請求書類を送ってもらった。
手術の頃にスタッフに渡して、執刀医に書いてもらっていた。
小さな乳がんだけれど、癌とは言わないでのでとりあえずよかった。
その時は本当に保険に入っていてよかったと思ったし、使わないで済んでよかったとも思った。
保険の見直しをして出てきた書類を見て思ったのは、
忙しいドクターに面倒な書類を書いてもらうのを、お願いするのが面倒だということ。
ドクターに書いてもらった日本の保険の請求書。
念のためコピーを取っておいて原本をスタッフに渡したんだけど、戻って来たのはテカテカと妙なコピーだった。
原本が必要とまたスタッフに言ってやり取りするのは面倒。
英語だと余計に面倒。
保険に入っているのだから仕方ない事だけれど、自分のお金なのに自由に使えない。
これが面倒だと感じた。
必要な保険
子ども達が独立するまでは高額な生命保険が必要だと思うけれど、
還暦間近になって自分達の事だけ考えればよいので、もう生命保険は必要なくなった。
見直しをしてやっとわかった。
もっと早くわかればよかった
本当に必要な保険というのは、損害保険だということもわかった。
自分のことは自分でナントカして、日々の生活や他の人への賠償責任を補償する火災保険や自動車保険には入っておかないと。
昔、自転車が盗まれた時に
火災保険からお金が出た時には有難かった
今回保険の見直しをして半分以上解約し、6~9割の返戻金で元本割れだけれど、それでもスッキリした。
年金生活に入る前に、支払い額も内容もわかってよかった。
これで家計がよくなるかは不明だけれど、残りの人生の最後くらいはしっかり家計管理をしたい。