(11月中旬~後半の話)
Thanksgiving Day
毎年11月第4木曜、カナダは毎年10月第2月曜が祝日の「Thanksgiving Day」って聞いたことはあったけれど、日本の勤労感謝の日と近いから、同じような感じかと思っていたら違っていた。
イギリスからメイフラワー号に乗ってきた移住者が1620年に到着した冬は大変厳しく大勢の死者を出し、翌年ネイティブ・アメリカンに助けてもらい作物栽培の知識を得て収穫することが出来たので、ネイティブ・アメリカンに感謝と神の恵みに感謝というのが始まりらしい。(その後、助けてもらったのにネイティブ・アメリカンにひどい仕打ちをする入植者達)
感謝祭は日本のお正月のように家族で集まって過ごし、家族や自分の周りにいる人々に感謝しお祝いするとても大事な行事で皆で七面鳥を食べるらしい。スーパーマーケットでは七面鳥がまるごとたくさん売っている。
2022年は11月24日木曜で仕事もお店もどこも休みになり、学校はその週は1週間休みになるところもあるらしく、旅行に行く人が多い。
そして、翌日がブラックフライデー大安売りの日。
日本と違い祝日休日が少ないアメリカ中で、この週の休みは大型連休だ。
寒さが来た
今住んでいるオハイオ州は10月に多少紅葉して、あっという間に落葉しまわりは枯れ木がたくさん。
日本のように長い紅葉の期間がなくて、桜のように早かった。
10月は朝晩寒く、日中は気温が上がって夕方が一番暑いという20℃位寒暖差の激しい日々が1カ月ほど続いた。
その後11月10日過ぎには1回雪が降って、それからはもう寒い。11年ぶりの寒さらしい。
一気に来た。この時は札幌より低い気温で、どんより曇っている。氷点下の毎日が続いている。
それと同時に神経痛であちこち痛い。
この辺りはかなり寒くなり、ー20℃になる事もあるって聞いた。
冬を2回過ごしたドイツでもそこまで寒くなくて一番寒い時で-5℃くらいだったかな?
思えばドイツは冬暗いけど、寒さはマイルドだったな。
この頃ニューヨーク州の北西部では大雪。
今まで寒冷地と言われるそんな寒いところに住んだことないので、冬の対策をしておかないと。
隣や上下と廊下の暖房があるアパートなので良かった。
それでも冬は一日中暖房をつけっぱなしで、旅行に行く時も温度低めにして切らない方が良いと聞いた。
室温を設定温度まで上げる時が電力を使い、電気代がかなり高くなるので寒冷地では当たり前のことらしい。
日中1人で家にいるともったいなくて、どうしても温度20℃のちょっと低めままで過ごしている。
ドイツの家は各部屋で調節出来たけれど、アメリカの家は1ヵ所しか温度設定が無いので使っていない部屋も暖かくなって、もったいないから、うすら寒くても低めの設定のまま。
そんな時は亡き母が40年以上前に作った腰巻スカートが、アメリカでも役に立っている。
早速巻いていてとても暖かい。神経痛も和らぐ。
寒いと冬眠状態になって眠くなってくるけど、英会話レッスンがあるから勉強しないと。
どこに行こうかな?
勉強しながらアメリカの地図を見ているけれど、広すぎて距離の感覚がつかめない。
そんなに遠くやニューヨークのような大都会に行くつもりもなく、ここよりもっと寒そうな北よりは南に行きたいから、どこか観光地を探すけれど特に無い。
ヨーロッパのように歴史や文化を探訪というより、アメリカは大自然を楽しむようだ。
いくつか候補に挙がった所をガイドブックで見てみて、1泊だけ予約してみた。
天気予報は寒いけれど、晴れなので防寒の準備をして行ってみることにした。
(ちょっとまだ先ですが、続く)