竜巻の季節
4月から発生数が増え、5月から6月が最も多いらしい。
アメリカに来て2回の春を過ごしたけれど、3月から警報が出ていた。
4月下旬から14日間連続で中西部に竜巻が発生しているニュースをやっていた。
いつの?どこの?竜巻なのかわからなくなるくらい、あちこちで竜巻被害の映像が流れている。
Tornado Alley
アメリカ大陸の真ん中の竜巻が多く発生する地域を竜巻街道というらしい。
- オクラホマ州
- カンザス州
- ミズーリ州
- ルイジアナ州
- アイオワ州
- ネブラスカ州
- コロラド州東部
ここに⇧オハイオ州は入っていないけれど、時々竜巻がかすって行ったり、ギリギリ来なかったりすることがある。
竜巻地図 ⇩
Wikipediaより
真夜中の竜巻
アメリカに来てから何度かすごい嵐で雷雨の時があった。
日本の台風も怖いけれど、雷の音の凄さや滝のような豪雨も桁違いに感じる。
5月第2週はオハイオ州でも12の竜巻が発生。
最近の中で一番怖かったその日は昼間なのに皆既日食のように暗くなるほどの雷雨。
いったん収まって、また夜に雷雨。
そして予報では深夜に竜巻警報が出ていた。
我が家はカーテンでは無くてブラインドなので、両脇にあるちょっとの隙間からの稲光が強烈ですごい。
雨も激しい。
窓に雹だか霰が当たる音がする。
真夜中にこんなのが来ていたらしい ⇩ 地元のテレビFOX19より
寝室の窓が割れたらどうしようとか、割れた窓から稲光がピカーッて入ってきたらどうしようとか、
そんな事を考えて眠れなかった。
2時間くらいで収まったけれど、怖かった。
今の住まいは駐車場を挟んで2棟ある4階建ての大型アパート。
我が家は南向きでコの字になっている建物の中庭に面している。
なので、庭の広い一軒家ではないから家ごと飛ばされるという事もなさそう、、、
部屋の玄関はホテルの廊下みたいにすぐに外に出ないで、建物の中の廊下なのでそれも安心だ。
幸いオハイオ州は竜巻の発生が少ないので、それほど心配すること無いんだけど、、、
今回のが今までで一番近くをかすった竜巻だった。
翌朝のニュースはわりと近くの知っている地名のところの被害のニュースをやっていた。
やっぱり怖い。
特に真夜中は怖い。
竜巻翌日住宅地を散歩
竜巻が去って、よく晴れた翌日に1人で散歩に行った。
ゴミ収集車の横からロボットアームが出てきて ⇩ ゴミ箱を持ち上げ逆さまにして上から収集車の中へ
アメリカのゴミ収集車は豪快だ。
作業の様子を見ていたら、収集車のフレンドリーなおじさんが手を振っていた。
こちらも笑顔で手を振る。
ドイツのゴミ収集車は
後ろにゴミ箱を置くと
くるりんと逆さまになって捨てていた
我が家から歩いて30分のところにある公園はすっかり葉っぱが茂って森林浴が出来る ⇩
雁がウロウロ ⇩ ヒナもいる
いつもは公園を周ったら帰るんだけど、この日はその先の住宅地へ ⇩ 鹿注意の標識がある
広いキレイな庭がある家が両脇に続いている ⇩
この辺は普通の住宅地 ⇩ 昨夜の竜巻の被害はなさそう
緑がキレイ ⇩ ホッとする
ここは別の住宅地 ⇩ 豊かな感じ
庭のある一軒家は素敵だけれど、竜巻で飛ばされる心配があるからアパートの方が安心。
おまけ
今住んでいるアパートの部屋の間取りが使いやすくて気にいっている。
ドイツのアパートもよかったし、スペインのアパートもよかった。
アメリカの家は上階の人の様子がわかるくらい安普請だけれど、老夫婦2人には合理的な間取りが快適。
いつかそれぞれの家の記事も記録しておきたい。